
今日は、須坂市に在る長野刑務所にて、NPO法人MADDJapan
の皆さんと共に、受刑者の方に更生プログラムを提供してまいりました。
(左から、講師の岩崎悦子さん、香村正雄さん、私です)
MADDとは、Motheres Against Drank Driving
(飲酒運転に抗議する母の会)で、アメリカから始まった、飲酒運転の根絶を掲げる市民活動団体です。
現在、アメリカ国内ではすべての高校生は、MADDが提供する、
飲酒状態、または酩酊状態での運転を禁止する啓蒙教育を受講しています。
私は2004年から活動に参加しており、現在も監査役として会員登録されています。
(マッド・ジャパン http://www.maddjapan.org/)
交通が安全であることが、いかに尊いか。
交通事故やそれによる被害者、加害者、共になんと不幸なことか。
改めて噛み締めました。
私は自動車教習所を経営する者として、痛みを覚えます。
ここで罪を償っている加害者たちがいる。
重い後遺症と共に生きる被害者がいる。
生命そのものをを奪われた被害者がいるという、
そうした被害者の遺族や家族がいるという、
厳しい現実の前に、
私は痛みを覚えます。
事故を防ぐことは出来なかったのかと。
自動車教習所は、交通事故を防ぐことに役立たなかったのかと。
自動車教習所の社会的使命は、成熟した日本社会において、今日では
「交通安全社会を実現する為に、安全運転を実践するドライバーを育成する」
ことであると、私は主張します。
業界全体が、また社会全体が、こうした認識を持つことを望んでいます。
MADDJapanは、飯田和代代表の下で活動を続けています。
飯田さんも、飲酒運転という犯罪行為によって、娘さんを奪われた被害者遺族です。
是非サイトをご覧頂き、活動へのご理解と、ご支援をお願いいたします。
私たちが生きる長野から、
交通事故がなくなる日が来るように、取り組みます。
コメントする